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京町家を強くする方法
2015/9/17

■京町家の補強の注意点

伝統工法と在来工法とでは地震時のゆれ方が違います。工法に合った補強をしなければなりません。
家のリフォームと一緒に工事をすると天井や床をはずすので、見えない部分の腐朽が見つかり適切な修復ができます。
伝統工法の場合、金物や合板を使った補強を安易に使うことは好ましくありません。伝統工法にあった補強を選択しなければなりません。

 

■京町家の防火改修の方法

市街地における火災の危険を防ぐために指定された準防火地域でも伝統的な木造の軒先が可能になりました。
木製化粧垂木でも
面戸板を厚さ45ミリ以上
野地板を厚さ30ミリ以上
土塗壁の厚さ40ミリ以上
にすることで、伝統的な木造の外観が作れます。

軒先の断面図

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京都市内で新築された京町家
上記の方法により、防火性能を満たしています。
耐震性能も現行の建築法規を満たしています。

gaikan nokiura

 

■町家の補強方法

町家の補強をするには、まず腐食部分の修復をしなければなりません。柱の根元は根継ぎをします。また、部材1本全部を取り替えることもできます。
土壁は伝統工法の家にとって重要な耐震要素です。
土壁の少ない方向に土壁を増すのが最適な補強です。
道路に平行な方向(桁行)には土壁が少なく部屋の境も襖や障子になっています。この部分の補強は、伝統工法に合うさまざまな工法が開発されており、使い方を理解した専門家に相談することをおすすめします。

柱の足元の補強例

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